- インシリコバイオロジー社のソフトウェア製品の起動には、製品使用ライセンスが必要となります。
- 製品使用ライセンスには、永久使用ライセンス(2005年4月から販売)と期限付きライセンス(2018年8月から販売開始)の2種類があります。
- 永久使用ライセンスには、さらに、使用機器が1台に限定(固定)される「固定永久ライセンス」と、ライセンスの移動が自由に行える「浮動(ドングル)永久ライセンス」の2種類があります。ここでは、浮動(ドングル)永久ライセンスの説明をします
ドングルとは?
ドングルはUSBメモリーのような形状をもち、PCやMacのUSBソケットに差し込んで使用します。 下の写真は、インシリコバイオロジー社が採用しているドングル(SafeNet Sentinel Hardware Key)の概観です。浮動ライセンスでは、このドングルをライセンス認証機器として使用します

下の写真は、ドングルをPCに差し込んだ状態です。正常に動作している時は、LEDが点灯します

浮動(ドングル)ライセンス使用のメリット
- 頻繁なライセンス移動に便利です
- 一時的に使用する機器でもすぐに移動できます
- 保守期間が超過していても、ライセンスを移動できます
- 参考:固定ライセンスの場合は、保守期間超過後のライセンス移動はできません。固定ライセンス保守期間中は、手続きをすれば移動が可能です
浮動(ドングル)ライセンス使用のデメリット
- ソフトウェア使用中はUSBソケットを占有します
- 認証対象ソフトウェア使用時には常にドングルの携行が必要です
固定ライセンスから浮動ライセンスの切換
- ライセンスの切換え手続きが必要です
- 切換料金は、同一のソフトウェア製品間で31,500円(税込)です
浮動(ドングル)ライセンスの更新
- 浮動ライセンス購入一年後にアップデートライセンスが期限超過します
- ライセンス更新しなくともソフトウェアの使用は可能ですが、超過後は最新のソフトウェアのダウンロード・インストールはできません。
- ライセンス更新すると、最新のバージョンを常にダウンロード・インストール可能です
- アレイや次世代シーケンサなどをはじめとする利用データのフォーマットが変更された場合は、随時その対応のための改良を行っていますが、これらの改良は最新バージョンににみ反映されます
- 浮動ライセンスの更新にドングルを送り返す必要はありません
- 付属のCDROMにある更新用ソフトウェア(SecureUpdateUtility)を起動し、ライセンス更新リクエストファイルを生成します
- 生成されたファイルをメールに添付し、インシリコバイオロジー社に送ります。
- インシリコバイオロジー社からライセンス更新用ファイルがメールに添付されて返送されます
- ドングル更新方法
ドングルを使用するにはドライバーが必要
- ドングルを使用するPCやMacには、最初にドングルドライバーをインストールする必要があります
- ドングルドライバーは、製品のCDROMに含まれています
- また、ISB社のホームページからもダウンロードすることができます
ダウンロードした最新のインストーラの保存
- ISB社開発のソフトウェア製品は、通常インストールしたディレクトリ・フォルダー上に、そのインストーラが保存されています
- ライセンスを更新しない場合は、期限超過後のインストーラをインストールすることができないため、このインストーラを削除しないようにお勧めします
- これらのインストーラは、同種(Windows間、MacOSX間)であれば、異なるPCやMac上でも実行できます
ドングルが故障・破損した場合
- 保守期間中のドングルの破損や故障は、無償で交換します
- 保守期間以外は、有償交換31,500円(税込)となります
- 紛失の場合は有償となります。紛失の状況によって、料金は異なります
USB HUB経由でのドングル使用トラブル
- USB HUB経由でドングルを使用される場合は、ドングルが故障する恐れがああります。なるべく、PC/MacのUSBソケットを使用してください。
ドングルを紛失された場合
- ドングルを紛失された場合で、再発行をご希望の場合は、原則としては該当するソフトウェア製品の新規購入料金がかかります。
- しかし、紛失されたドングルが第三者に利用されないことを保証いただける場合は、ドングル切換料金のお支払いでドングルを再発行いたします。
- ただし、ライセンス更新期限内である場合に限ります。